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あたらしい一歩

キース。。。



時間の経過って早いね。
キースのいない生活が1年を過ぎて、こんな短い時間だけど色んな変化があったよ。



もちろん、キースとの生活は忘れてないよ。




だけど、父ちゃんも新しい一歩というか、
チャレンジというか…に進もうと決めたんだ!!



キースと日本に帰国してきてからのこの12年間。。。
いろいろと振り返ってみると、父ちゃんにとっては試練の時間だった…と思うんだ。




でも、それだけ人生の勉強になったんだと思うし、
いろいろな経験もできた。。。



それに、多くの友達や仲間とも出会うことができた。。。



心ない人たちに傷つけられたこともあったし、
そんな人たちがオモテ面だけ良い人の顔をして
平然としている日本社会の嫌な面もいっぱい勉強になった。



そんな人の心を何とも思わない人たちがいるこの世の中も、
日本だけではなく世界に目を向けると、
もっともっと温かい心を持った人たちが暮らして、
もっと人の心や気持ちを大切に生活が営まれている社会があることを
父ちゃんは知っているだけ幸せなんだと思うんだよね。




それは父ちゃんの両親が、



世界の様々な国を見たり…
世界の人と話したり…
異なった価値感の社会を体験したり…
異文化の中で生活したり…



さまざまな機会をくれたからなんだと思うんだ。
本当に感謝する気持ちが日々強くなって来てるんだよね。



そして、そんな体験が仕事や社会で
嫌なことがあっても乗り越えられる
パワーの源になっているんだなぁ。。。
と思うんだ。


(そのパワーの源のひとつが、キースの存在だったんだよ。)



そんなパワーの源があったから、
今の父ちゃんの生活は一般的に見ても
恵まれているんだと思う。


アメリカ時代から、
かあちゃんとキースの協力があって
どんな仕事にもチャレンジできた。



その結果、

仕事では社会的にもそれなりに責任がある立場にもなってきた。
お金にもそんなに困ることもない。。。


そして、これらを手に入れることがまるで人生の目的であるかのような
「勘違い」をすることもなく、普通の社会人としての生活を送ってこれた。。。


ホントに幸せなんだと思う。



だからこそ、父ちゃんを支えてきてくれた
父ちゃんの両親やキースの母ちゃん、
そしてキース、君や父ちゃんの兄弟やすべての仲間たち
にも恩返しできるようなことを
成し遂げる為に、人生を使いたい…




…そんなことを最近強く思うんだ。




そして、こころからそんな父ちゃんに共感してくれる大切なひと…




そんな幸せな父ちゃんができること、社会に貢献できることは、

そういう「ひと」を大切にすること。。。

そのために人生を使うこと。。。




それが、
「父ちゃんにとってのホントの幸せなんだ」
と強く心の底から信じれるんだ。




だから、父ちゃんは新たな一歩を踏み出すことにしたんだ。。。





人生の目的は絶対に「お金」なんかではない。。。




「お金」は「人生」の「道具」でしかない。
「いい道具」を持つことが「人生」の目的なんかになってしまったら、
キースやみんなと過ごしてきた時間がすべて無駄遣いだったことになってしまう。



「人生」の目的を果たす為の「道具」は、ありがたいことに既にできた。
母ちゃんやキースのお陰で、日本に帰ってくる前に手にできた。
だから、少々チャレンジしても老後は心配ないし…(笑



だけど、そういう環境を掴む勇気をくれて、
いつも父ちゃんの気持ちを支えてくれたのは、
キースやかあちゃん、そして両親、兄弟、仲間たちだったんだよね。



日本という社会に帰ってきたとき、
手にすることが出来たこの「道具」を目当てに、
父ちゃんに近付いてくる人や、
自分の人生を使おうとする人が、


「こんなにもいっぱいいるのかぁ」


…という何とも悲しい気持ちになったのを今でも覚えているんだ。
そして、日本という社会で歪んだ心をもった人たちを見る度に、


「もし自分に子供ができたら…」


と、日本社会で教育をすることを躊躇ってしまうような
悲しい気持ちになったことを昨日のことのように覚えているんだ。




だから…




大切な人たちがくれた幸運やパワーに報いる為にも…

「お金」ではなく「ひとの心」を大切に人生を送るためにも…

仲間たちと一緒に楽しい人生を送るためにも…



そして、


どんな苦労があっても、
今という時間を一緒に生きていくれている大切なひと達に
恩返しできるように・・・



もう一度、世界へと飛び出して、
世界の人たちと更なる幸せを共有できる仕事をしようと思うんだ。


(移住する訳ではないから、キースのお墓参りはいけるからね)



もう何年も前から、母ちゃんは一人で世界中を駆け巡って、いっしょに過ごしたアメリカ生活での経験を存分に活かしてるんだよ。


さすが、母ちゃんだね。




でも、父ちゃんも負けないよ。

そして、大切な人と一生を過ごす人生が、




いっそう楽しく、

いっそう活発な、

そして、何よりもいっそう意味のある時間となれるように頑張ろう!!!




…と思うんだ。





決して、平穏な生活ではないかも知れない。




だけど、天国からは父ちゃんの父ちゃんとキース。
そして、この世では、父ちゃんの家族や仲間が支えてくれるから、



絶対に・・・

絶対に、絶対に・・・

絶対に、絶対に、絶対に・・・。


「負けないで頑張る!!!!」






だから、そんな父ちゃんの新しい一歩を、キースも応援してね。

そして、見守っていてね。

これからも、よろしくね。





とうちゃんより。。。













あれから… (キースへ)

キース。。。父ちゃんだよ。


あの辛いお別れから、もう丁度一年だね。





もう、天国での生活には慣れたかな。
昨日は、かあちゃんと二人でキースの所に行ったけど、ちゃんと見てた?



辛さは時間が解決してくれる・・・
なんて思っていたけど、
キースとの生活がいい思い出に変わるには、
まだ時間が必要そうだよ。



この一年間で、父ちゃんの人生にも色々と変化があったよ。



いい事もあれば、悪いこともある。
以前だったら、キースと一緒に乗り越えてきたけど、
今は、ひとりで向き合わなきゃならないので、
ちょっと大変。。。


どんな時でも、未だにキースと一緒に過ごした時間の有り難さを感じながら、
一層がんばらなきゃ!!と励みにしているよ。



一方で、父ちゃんの人生もそんなに長くないんだなぁ。。。しみじみと思うよ。
今、自分に何ができるのか?を日々考えているよ。


残された日々をどう使うのか?


父ちゃんには、キース以外に子供はいないから、
この世に残せるものはないんだよね。



だから、父ちゃんのお兄ちゃんの子供や、
父ちゃんのお姉さんの子供に、
将来を託そうと思うんだよね。




父ちゃんは、キースや母ちゃんに
恥じること無い人生を過ごしてきたつもりだから、
きっと、次の世代の子供たちにも何らか遺しても
文句は言われることもないかなぁ。





最近は、「じゃぁ、いったい何が残せるのか?」



をすぐに過ぎて行ってしまう残り少ない人生で考えるようにしてるよ。



そして、一方で父ちゃんはキースと一緒にまたお散歩できる日が来るのが、
「楽しみ!!」…と思うんだよね。



そんな父ちゃんの人生をキースは天国から、
いつも見守ってくれているんだよね。



ありがとう!!!



この1年間にキースがいない人生を過ごしたことも、
父ちゃんにとっては一度しかない人生のスパイスなのかも知れないね。





キースからは、



「母ちゃんにもちゃんとお礼を言ってきてあげてね!」



って言われている気もするんだよね。

任せておいて!
母ちゃんには、心から「ありがとう」ってしっかりと伝えるから・・・。



そして、キースにも、



心から「ありがとう」だよ。





そして、残りの人生を、

楽しんで、騒いで、

いっぱい、いっぱい思い出に浸って、

キースや母ちゃん、

父ちゃんのお父さんお母さん

父ちゃんの兄弟、

父ちゃんの親友たち、

父ちゃんの人生を支えてくれた
すべてのひと達との楽しかった日々を


スルメイカの様に何度もかみしめて、
残りの日々を過ごしていくことが
父ちゃんの「幸せ」なのかもしれないなぁ。



そうそう…

来年、キースと母ちゃんで過ごしたアメリカを久しぶりに回ってこようと思っているんだ。

また、報告できたら、教えるね。


キース。。。
1年ぶりの書き込みだったけど、
今度はもうちょっと早く書くからね。


それまで、ばいばい。



父ちゃんより。


とうちゃんです。

今日は、初めてとうちゃんがキースに書くよ。



キース、キース、キース。。。。。



君はとうちゃんにとって最高の家族だし、最高の相棒だし、一生の友達だよ。



とうちゃんがキーちゃんの代わりに、このブログを書かなければならないことは、
本当はしたくなかったんだよ。





でも、君が今日とうちゃんよりも先に天国に行ってしまったから・・・



キース、ずるいよ。
7月に書いていた前のブログの時には、あんなに元気だったのに・・・。


今日のとうちゃんのあたまの中は、君との16年間でいっぱいだよ。



君と最初に出会ったのは、アメリカカリフォルニアのサンノゼ郊外のアメリカ人夫婦の家だったね。


ガレージに置かれた段ボールの中で、お母さんのお乳に向かって、
兄弟6匹の中でゴソゴソと我先に動いていた君は、

とても愛らしく、そして、たくましく、

この世に生まれてきたことをカラダ全部で楽しんでいるようだったよ。



そんな君に目を奪われたとうちゃんは、迷うことなく、君のチャームポイントであった、
一か所だけ白くなった毛を指差したんだよ。




キース、知ってる?




指をさしたとうちゃんを見て、君の生まれた家のご夫婦は、、


White Spot on the Back」


とその場でメモに記して、とうちゃんに手渡したんだよ。
そう、これが君の一番最初の名前・・・。


でもね。
とうちゃんは、君に出会う前から、名前は「Keith」と決めていたんだ。
だから、君を一目みたときから、とうちゃんはキースと出会っていたんだよ。





君がわが家にやって来たのは、それから数週間後・・・。
とうちゃんは、その数週間を指折りしながら、待ち続けていました。


その頃、とうちゃんは、ダウンタウンにある1ルームのスタジオに住んでいたけど、まだ体が小さかった君が部屋を探検するには十分な広さだったね。


怯えながら、部屋の隅から隅まで匂いを嗅ぎまくり、
バスルームの滑る床の上には、怖がって一歩も近寄らなかったね。


そんな君が安心できる隠れ家は、手のひらをやっと突っ込むことが出来るくらいのソファーの下。
呼んでも、なかなか出て来てくれなかったね。


だけど、その日に遊びに来ていたとうちゃんのお友達が持っていたおもちゃに夢中になって、君の探検部屋は、すぐに君の遊び場へと変わっていったね。



その遊び場で、君が最初に見せてくれたのは、堂々と悪気なしにするオシッコ。
びっくりしたよ。


だって、とうちゃんも君のような赤ちゃんと生活するのは初めてだったから・・・。
どうやって、トイレを教えていいのやら・・・。



迷いに迷って、新聞紙片手に部屋中をうろうろしていたのは、キースではなく、とうちゃんの方だったね。

でも、そんなとうちゃんを見兼ねたのか、自分から新聞紙の上でオシッコするようになってくれた君に、どれだけとうちゃんが助けられたことか。




それから、数日後には初めてかあちゃんに会ったんだよね。
とうちゃんとかあちゃんは、まだ結婚前だったけど、3人が本当の家族のようにドタバタ生活で支え合えるようになるには、びっくりするほど時間がかからなかったよね。



でも、最高に幸せだったよ。






その後、やっとお散歩に出かけられるようになった君を連れて、とうちゃんとかあちゃんが通っていた大学のキャンパスで、いっぱい遊んだね。


そこでも、とうちゃんをいつもヒヤヒヤさせてくれたよね。
見るものすべてを口に入れる君を追いかけまわすとうちゃんが、君にお散歩されているようだったよ。

そんなことにはお構いなしに、口いっぱいに芝生を頬張る君を見て、いっぱい人が集まってきて、得意顔したキースはちょっとしたスターだったよね。




とうちゃんの右腕に抱え込まれたキースは、


近くのスーパーにお買い物に行っても、

日曜日のランチでカフェに行っても、

健康診断で獣医さんに連れて行っても、


どこに行ってもアイドルだったよね。
そんな君を見ていて、とうちゃんも本当に幸せだったよ。






でも、とうちゃんはキースに謝らなければいけないことがあるんだ。




君がわが家に来て数ヶ月後、とうちゃんとかあちゃんが用事で半月くらい日本に帰国しなければならないことがあったでしょ。


その時に預けた獣医で、「しつけ」といいながら、とうちゃんとかあちゃんがいない間にすごくいじめられてしまったことがあったよね。


アメリカに戻った半月後、久し振りに会った君は、怯えるようになってしまっていたよね。
本当に辛い思いをさせてしまって、ゴメンね。

とうちゃんとかあちゃんは、今でもあの病院に預けたことを後悔しているんだよ。
もっと、もっと、他のいい病院を見つけていることができていたんじゃないか・・・と。

君はそんなとうちゃん達の気持ちを分かってくれていたのかも知れないね。
その後、すぐに前のキースに戻ってくれたときには、最高にうれしかったし、深く反省したよ。





ダウンタウンのスタジオからお引越ししてから、とうちゃんはお仕事で出張ばかり・・・
数か月もの間、かあちゃんとキースにお留守番してもらうことが多くなってしまったよね。


そんな時でも、君は男の子らしく、かあちゃんをいつも守ってくれていたね。


引っ越しをしたアパートで、雇われ管理人が拳銃を持って真下の部屋に強盗に入った時にも、管理人はキースがとうちゃん達の部屋にいることを知っていたんだよ。

キースが守ってくれたんだよ。
とうちゃん達の命を守ってくれた君には、今でも本当に感謝しているよ。



そんな君が、先に死んじゃうなんて・・・。




そのアパートでも、君が有名になるのはすぐだったよね。
とうちゃんのお仕事部屋にあった窓際のソファーに座って、3階の部屋の窓からアパートに出入りする人たちをいつも見下ろしていたよね。


アパート1階のメイン・エントランスに続く小道を歩いてくる住人は、いつも君に手を振ってくれていたよね。
そして、とうちゃんとかあちゃんがお仕事から帰ってくる時も、窓からは君の顔がいつも迎えてくれて、一気に疲れを吹き飛ばしてくれていたんだよ。



とうちゃんとかあちゃんが相談して、そんな君へのプレゼント。。。
それが、キース専用のクルマだったんだよ。
だから、ナンバープレートには特別に登録した君の名前をつけていたんだよ。


いっぱいいっしょにお出掛けしようと思って・・・。




覚えてる?


サンタクルーズの川に遊びに行ったこと。

ハーフムーンベイの海を走り回ったこと。

モントレーやカーメルのセレブな街を3人で闊歩したこと。


どれもホントに楽しかったね。
そして、とうちゃんの一生の宝ものだよ。


でも、お食事のときには、モーテルの部屋でいつもお留守番してもらってたよね。
ごめんね。いっしょに行きたかったんだけど、キースといっしょに入れるレストランがなかったんだよ。


そうそう。

それと、ロサンゼルスとサンディエゴへの旅行。
キースの一番の親友だったスピッツのイチ松くんの家族と旅行したこと。


クルマで8時間の長旅で、君とイチくんは、車内でず~~~っと遊びまわっていたよね。
おかげで、クルマの中はてんやわんや。。。。


数時間経つと、遊び疲れてぐったり・・・・。


その繰り返しを見ていて、みんなで大笑いしてたんだよ。


だって、君がわが家に来たときには、イチくんはもう大人。
君が成長してカラダはイチくんよりも大きくて強いはずなのに、小さいイチくんにいつも怒られていたよね。


クルマの中でもイチくんにちょっかい出しては、怒られてシュンといじけるキース。
そんなことを無邪気に繰り返している君たちは、うらやましいほど仲が良かったよね。


見知らぬドーベルマンと取っ組み合いのケンカはするのに、イチくんには従順な君を見ていると、キースの純粋な心が手に取って分かるようだったよ。






そして、いよいよ日本に帰国するときが来たとき。。。
アメリカ出発の前日にイチくんのお家に泊めてもらったでしょ。

その時にイチくんと遊んでいる写真に写っている君は、どことなく寂しそうだよね。
そりゃそうだよね。

またまた、とうちゃんとかあちゃんの都合で、悲しい思いをさせてしまったよね。
ごめんね。

そして、それ以来、イチくんと会わせる機会もなく、君は天国へ行ってしまったね。
でも、君は天国でイチくんと再会できてるかもね。


どう?
キースは、イチくんと会えたかな?


君とかあちゃんと3人で過ごしたアメリカ生活の想い出は、ひとつひとつ輝いていて
星の数よりもいっぱいあって、とうちゃんの人生そのものだよ。

キースもどこかで見ていたかも知れないけど、
さっき、かあちゃんもキーちゃんに会いにきてくれたでしょ。

泣き崩れたかあちゃんを見ていて、3人揃うとあんなに大笑いして楽しかった時間が、
余計に愛しくなったよ。



本当は、キースの代わりにブログを書くのは、これが最初で最後にしようと
思ってたんだよ。



でも、書けば書くほど・・・


まだ、まだ・・・

まだ、まだ、まだ・・・

まだ、まだ、まだ、まだ、まだ・・・・


いっ~~~~~~~~~~~~ぱい、
次から次へと君との想い出が蘇ってきてしまうんだよ。



だけど、一方で君との想い出を考えれば考えるほど、
いまから数時間まえに起きた、君の旅立ちの瞬間が蘇ってきて、涙が止まらなくなってしまうんだよ。



昨日、最後に一緒に並んで寝たこと。


君が最後にとうちゃんの腕の中でお水を飲んでくれたこと。


君が最後にとうちゃんに言い残した鳴き声。


そして、呼吸をすると膨らんでいた君のお腹が、徐々に動かなくなっていったこと。


すべてがまだ信じられない。。。
信じたくない気持ちが溢れてきてしまうんだよ。





今、このブログを書いているとうちゃんの横には、いつものように君が横たわっているよね。
ソファーから見えるこの風景は、君が元気だったころに寝ていた場所に君が見えて、
とうちゃんには何も変わらない日常の風景なんだよ。


でも、本当はいつもと違うってことは、とうちゃんも分かってはいるんだよ。


でも・・・・。


だから、明日の君との本当のお別れが過ぎて、とうちゃんがとうちゃんとして、しっかりと書けるようになったら、また君の代わりに書こうと思います。




キース、キース、キース。。。。。


時に笑わせてくれたり、
時に困らせてくれたり、
辛い時期にはいっぱい癒してくれて、

そして、本当にいっぱいの思い出を残してくれてた君は、
とうちゃんにとって最高の家族だし、最高の相棒だし、一生の友達だよ。



そして、何よりも本当に16年間、ありがとう。


バイバイ、キース!
また、いつか会おうね。
絶対、会おうね!






平穏で幸せな日々

最近、本当に幸せ・・・。

昔、父ちゃんとアメリカに住んでいた頃に、毎日が本当に平穏だったころに戻ったよう。。。
あの頃には、母ちゃんと3人暮らしだった・・・という違いはあるけど・・・。

休みの日には、僕専用のワゴン車で海へお出かけしたり、山登りに行ったりして、僕も若かったなぁ。。。


あの頃、うちには2台のクルマがあって、ひとつがスポーツカー。
これは、父ちゃんと母ちゃんのデート用。

そして、大きなワゴン車は僕が中でも動けるように・・・と、父ちゃんと母ちゃんがプレゼントしてくれた。

その車で、サンタクルーズやモントレーの海に行ったり、サンフランシスコまで行って街中をお散歩したり。


そうそう、父ちゃんと母ちゃんが卒業した大学キャンパスの広~い芝生を、遊びに来ていたアメリカ人カップルのワンちゃんと駆けっこして、家族ぐるみで遊んだり。。。


今は、歩くのも辛くなってきたので走ることは出来ないけど、あの時の静かだけど本当に幸せだった時間が戻ってきたみたいに、何だか毎日が幸せ・・・。

この前、母ちゃんが久し振りに遊びに来てくれた。

「キーちゃん、歳とったねぇ」って言われた。

そりゃそうだよ。もう、あれから10年以上経ってるんだから。
でも、離れてた時間は長かったけど、1分もあれば昔の幸せな時間と空間が戻ってきたように、何にもなかったかのように溶け込みあえるのは、やっぱり母ちゃんが僕をいっぱい愛してくれているから。。。と感じることができる。

それだけで、僕は幸せ。

そして、いっぱいお土産を持ってきてくれた。
僕の好きなものばかりだった。
言わなくても、僕の気持ちは全部分かってくれている。
さすが、母ちゃん。

母ちゃんは、1年の半分くらいをお仕事で海外を飛び回ってるんだって。。。
昔の父ちゃんと逆だね。。。なんか面白い。。。

お金では買えない。。。
1年やそこらでは作ることのできない信頼関係。。。
言わなくても、お互いの気持ちを理解できて、お互いの幸せを一番願っている2人。

父ちゃんと母ちゃんを見ていて、お互いに気を遣いながら、お互いを心配している様子を見ていると、この2人に出会えて僕は本当に幸せだなあ・・・とあらためて思う。

この世の中で、何があっても、誰が何と言おうと、一緒に苦しい時も、楽しい時も、さびしい時も、お互いを思いながら過ごした時間で出来上がった信頼関係は、僕の一生の宝もの。

そして、そんな2人を取り巻いていたいっぱいの仲間たちは、いまでもお互いを思いながら、それぞれ頑張っているんだね。

この前、母ちゃんがアメリカに行った時に、そんな仲間の1人Aちゃんに久し振りに会ったんだって。

「今度、久し振りにみんなで集まりたいね」

という話になったみたい。

まだ、20代前半で、いつも父ちゃんに「どうしよう」と相談ばかりしていたAちゃん。

「とにかく、信じてやってみることだよ。失敗したら、やり直せばいいんだよ。」

と、父ちゃんがいつも励ましていたAちゃんも、いまではハリウッド映画界の第一線でアーティストとして頑張っているんだって。。。

すごいなぁ。頑張ったんだね。
僕も久しぶりに遊んでもらいたいなぁ。。。
そうそう、「キースも元気?」って心配してくれてたんだって。

うれしいなぁ。僕のことまで覚えてくれていて。
月に一度のホームパーティの時に、いつも一緒に遊んでくれていたからなぁ。。。
こんな気遣いと信頼関係で、離れていても、いつまでも続く信頼関係の輪に、僕も入れてくれて本当にありがとう。


あれから、十数年が経って、父ちゃんも、母ちゃんも、今は生活も人生も別々に歩んでいるけど、この2人の信頼の輪は一生続くんだろうなぁ。。。と思いながら、2人を眺めてたんだ。

母ちゃんも本当に幸せそう。
父ちゃんも最近、本当に幸せそう。

そして、僕もこんな2人を見ていると本当に幸せになっちゃうんだよね。


そんな信頼関係があると、未来の不安なんて感じない。。。
何があっても、助け合えると信じることができるから・・・。

母ちゃんの買ってきてくれたお弁当を食べてる2人の横で、お土産のおやつを 「むしゃ、むしゃ」と食べながら、そんな平凡で、平穏な時間が、すごーく幸せに感じられた至福の一日だったなぁ。。。






ひさしぶり

あ~~っ。。。

1年半近く、さぼっちゃったぁ。。。

まぁ、こんなペースでいいかなぁ。。。




ぼくも、すご~く歳をとってきたから、この頃座る時も、

そ~~~っと

座らないといけないんだよねぇ。
人間だったら、もう90歳くらいかなぁ。[バッド(下向き矢印)]



そういえば、昨日は楽しかったなぁ。
父ちゃんの友達が10人近く集まって、

わいわい、ざわざわ・・・。


みんなに、い~~~っっぱい、頭なでられた。




みんな背が高い人ばかりだったから、見上げてばかりで首が痛くなっちゃったよ。

ぼくと一緒に、ず~~ぅっっと遊んでくれたお姉ちゃんも、背がすっごく高い人だったんだよ。
父ちゃんに後で聞いたら、雑誌のモデルさんなんだって。
どこかで見たことあると思ったら、父ちゃんが見てたテレビに出てた人だ[exclamation×2]



他のお姉ちゃんたちも、みんなモデルさんなんだって。

父ちゃんとお姉さんたちは、そのあと遊びに行っちゃったから、なんだか寂しかったなぁ。
僕も連れて行って欲しかったのに。。。

今度また遊びに来てくれるって。。。。

楽しみにしてようっと[グッド(上向き矢印)]



その時は、またいっぱい頭なでてもらおうっと[るんるん]


やっと・・・

今日は雨。。。
やっと、ぼくの過ごしやすい季節になってきました。。。

やったぁ~!

今年の夏は暑かったから、シベリア系のぼくにはやっぱりちょっと厳しかったな。
だいぶ体のモコモコした毛もなくなったから、涼しくなって快適。。。

人間の世界では、「食欲の秋・・・」なんて言うみたいだけど、
ぼくだって、負けじと食べるからね。。。

あっ、でも、ぼくはいつも食べてるかも・・・
ぼくの食欲は季節に関係なさそうだね。。。


お散歩

今日は、父ちゃんと長めのお散歩

ぼくももうおじいちゃんになって来ちゃったから、以前のように飛び跳ねて駆けずり回ることはできなけど、気分一新、、、気持ちよかったなぁ。

父ちゃん、また連れてってね。。。


がんばれ!父ちゃん!

今日の父ちゃんはお疲れの様子。。。。
父ちゃんに聞いてみた?

「どうしたの?」

そしたら、父ちゃんはこう教えてくれた。

「キーちゃんと父ちゃんのように一緒に住んでいるとすんなり分かり合えることも、会って間もない人とは時間が掛かるんだよ・・・」

・・・ん ?????

何のことだろう???
僕には難しくて分からないや。。。

よく聞いてみると・・・・
父ちゃんのお仕事場の仲間同士が、ケンカしちゃったみたいなんだ。。。

ひとりの仲間が、勝手にお休みして1週間会社にこなかったんだって・・・。
もうひとりの仲間は、それを知らされていなくて大切なお仕事が出来なくなっちゃったんだって。。。。

それで、その二人がケンカになちゃってんだってさ・・・。

父ちゃんが仲直りさせようとしたんだけど、お休みした仲間が、

「休むのは勝手だろ・・・!」

って、もうひとりの仲間に謝らなかったんだって・・・。
父ちゃんは、

「お休みするのは全然いいよ。」
「でも、お休みする前に君の仲間に君のお仕事を教えてあげてから休まなくちゃね」

・・・って言ったんだって。
そしたら、

「俺はあいつが嫌いだから・・・」
「いつもあいつから迷惑を掛けられているのを我慢してるんだ!」
「それに、あいつはまだここに来て2ヶ月だから、教えても分からないよ!」

って言ってたんだって。。。
そして、その仲間は会社の偉いひとにも

「でも・・・・」

と、同じ事を繰り返し言っちゃったんだって。。。
そしたら、その偉い人まで怒っちゃったらしい。。。

偉い人には父ちゃんから代わりに謝ったんだって。。。
でも、その偉い人は、

「何でかばうんだ???」

・・・って、父ちゃんも怒られちゃったんだって。

結局、その仲間は他の仲間からも信頼されなくなってちゃって、今日別お仕事をする為に他の会社に行くことになったんだって・・・。

父ちゃんは、最後まで何とか仲直りさせようと頑張ったらしいんだけど、ダメだったみたいで・・・。
父ちゃんは、相当がっかりしているみたい。。。

ここ数週間、父ちゃんが疲れ切っていたのはこんなことがあったなんて、僕はぜんぜん知らなかったよ。。。
だって、父ちゃんはいつもどおり、お散歩に連れて行ってくれて、遊んでくれていたから。。。

よ~し、ぼくが父ちゃんを元気付けてあげよう・・・っと!

がんばれ!父ちゃん!

ぼくがいっぱい父ちゃんと遊んであげるよ!!!

あれ???
でも、今日もぼくが遊んでもらっちゃった。。。。(汗

明日はきっと遊んであげるからね。。。
人間って大変なんだなぁ。。。。


ぼくは人間?それとも犬?

もうお父ちゃんと暮らし始めて14年も経った。

早いなぁ。。。。

生まれたときから、父ちゃんとず~っと一緒。。。
だから、ぼくは時々分からなくなるときがある。

自分が、犬なのか・・・?

それとも、人間なのか・・・?

でも、父ちゃんとテレビを見てたりすると、

「やっぱり自分は犬がいいなぁ~~~!」

・・・と思うことがたびたびあるんだ。。。

だって、最近、犬のぼくよりも分かり合えない人間がいっぱいいるから・・・。

ぼくだって、一度

「ダメ!」

って言われたら、次からは

「これは、いいことなの?」
「それとも、いけない事なの?」

・・・って考えて行動するんだ。。。

だけど・・・・・。。。。 最近の人間は・・・・。

ぼくだって、怒られるのは嫌いだよ。

でも、父ちゃんは誉めてくれるときには、いっぱい誉めてもくれる。。。
この前の病気のときも、朝まで看病してくれた。
嵐の日も、雪の日も、遅く帰ってきたときでも、毎日お散歩にも連れて行ってくれる。

だから、父ちゃんが怒っているときには、

「何で怒ってるんだろう?」

・・・と考えるようにしているんだ。。。
そうすると、父ちゃんが自分のことを想って怒ってくれていることが分かるんだ。
そして、父ちゃんが本当は何を言おうとしているかも分かるんだ。

だけど、犬と違って人間はそうでもないらしい・・・。

「自分が正しい」
「自分だけが我慢している」
「自分だけが怒られている」
「自分の言うことは聞いてくれない」
「自分のためにしてくれて当たり前・・・」

どうしてなんだろう????

そんな人間を見ると、悲しくなっちゃうよ。。。
そして、あらためてぼくは犬でよかった・・・と思う。

父ちゃんとのお散歩中。。。
他の犬とすれ違う。。。。

昔は、声を掛けようと夢中だった。。。
だけど、訓練学校の先生や父ちゃんから、挨拶をして静かに通り過ぎるように教わった。

「他の犬に迷惑をかけちゃいけないよ」・・・って。

でも、人間は違うらしい。。。

人に迷惑をかけることをあまり気にしていない。。。

「他の人に迷惑を掛けちゃいけないよ」・・・って、

人間の学校では教えないのかな?
人間のお父ちゃん、お母ちゃんは教えないのかな?

そんな節操のない人間を見ると、

「ぼくは、本当に犬でよかった」

・・・と本当に思う。。。

あっ、お父ちゃんとお散歩の時間だ!
またね。。。




もちろん

今日のとうちゃんは、会社から帰ってきてなんだか落ち込みがち・・・。

「何か辛いことでもあったんだろうなぁ」

と、黙っていたら、

「キース、これからもず~っと一緒にいようね。」

って言われた。
もちろんだよ。。。
僕ととうちゃんはいつも一緒なのに、変なこというなぁ。。。
明日、いっぱいとうちゃんと遊んであげよ。。。っと!


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